メダカは春から秋にかけて産卵する魚で、条件が整えば毎日のように卵を産みます。
ここではメダカの産卵条件、繁殖行動、卵の管理方法、稚魚の育て方まで初心者にも分かりやすく解説します。
メダカが産卵する条件
メダカは次の条件が揃うと産卵を始めます。
- 水温:20℃以上
- 日照時間:13時間以上
- 健康なオスとメスがいる
自然環境では春から秋(4月~10月頃)が産卵シーズンです。 ヒーターや照明を使用すれば冬でも繁殖させることが可能です。
メダカの繁殖行動
メダカは主に早朝に産卵することが多い魚です。 繁殖行動は次の流れで行われます。
- オスがメスを追いかける
- オスがメスの横や下に回り込む
- オスが体を曲げてメスを包み込む
- 放精と同時にメスが卵を産む
産卵した卵はしばらくメスのお腹に付いたまま泳ぎ、 その後水草や産卵床にこすり付けて産み付けます。
メダカが産卵しない原因
メダカが産卵しない場合、次のような原因が考えられます。
- 水温が低い
- 日照時間が足りない
- 水質が悪化している
- 過密飼育
- 親魚が高齢
例えば50L程度の容器なら20~25匹ほどが適正な飼育数の目安です。 過密飼育になると産卵数が減ることがあります。
産卵数を増やすコツ
メダカの産卵数を増やすには、親魚の栄養状態と飼育環境が重要です。
- 青水(グリーンウォーター)で飼育する
- ミジンコやブラインシュリンプなど栄養価の高い餌を与える
- 若い親魚を使う
- 日光を十分に当てる
栄養状態が良いメダカは毎日のように産卵することもあります。
卵の管理方法
メダカの親魚は卵や稚魚を食べてしまうことがあります。 そのため卵は別容器で管理するのが基本です。
- 産卵床ごと取り出す
- 卵を別容器に移す
- 毎日水を交換する
白く濁った卵は無精卵のため取り除くようにしましょう。
卵が孵化するまでの日数
メダカの卵は水温によって孵化までの日数が変わります。
- 20℃:約12日
- 25℃:約10日
- 30℃:約8日
夏場は水温が高いため、1週間ほどで孵化することもあります。
稚魚の育て方
孵化したばかりのメダカの稚魚は約4~5mmほどの大きさです。 最初の数日は卵黄の栄養で生きています。
その後は次のような餌を与えます。
- ゾウリムシ
- 稚魚用粉末飼料
- グリーンウォーター
稚魚は非常に小さいため、強い水流を避けた容器で飼育することが大切です。
